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BeOS後継の本家いよいよ正式に降臨

Author
tomo
Authorised Time
2005-07-08 00:40:19+09:00
Category
調査批評

ZETA 1.0 発売開始 〜マルチタスク、マルチメディアに強い、遊べるOS 『ZETA 1.0』〜という事で、Be社の知的財産がPalm社に買収されて事実上R5以降の開発が留まっていたBeOSの後継版が正規版リリースされた。 開発元のYellowTab社は買収される直前のBe社から開発中のBeOS R6用ソースコードをライセンスされたBernd Korz氏が立ち上げた会社で、現在もPalm社から正式にソースコードをライセンスされ、開発を続けているとか。

当サイトの始祖となる「Biotronique Web Resources」のHTML書きなどをBeOS R4上で進めていた当方としては、手と目に馴染んだあのUI外観を弄るためだけにでも導入してみたい気がする。

しかし、どうなのだろう。 現時点で「マルチメディア」を強みにしているが、本当に強いのだろうか。 たとえば次期WindowsGPUに多くを依存する形でUI全体を高性能なものに再構築しようとしており、当然ながらハードウェア・ベンダはそれに応えるべく製品をさらに高性能化していくことでしょうが、Zetaはこういった先進的なハードウェア資産をキチンと使いこなせるんでしょうか。 その先進的なハードウェアを当て込んだマルチメディアの新しいエンコーディング/デコーディングの技術にも即座に対応できるのでしょうか。

JPBE.netの記事によればDVD再生はできるらしいしUSB2.0対応もアナウンスされています。 しかし、そこまで先進的ではない現行機種でも互換情報によればかなり難がある状況では、主たるハードウェア・ベンダを巻き込む有効な仕組みが無い限り、多くは期待できますまい。

マルチメディア・オーサリングの洗練された包括的なソリューションもどうなのだろうか。 Be社は個人作家に多くを期待し大手のベンダを積極的に巻き込まなかった為、アプリケーションといえば便利小物ばかりで実用には程遠い状態でしたが、Zetaは大丈夫でしょうか。 例えばSteinberg NuendoやEovia Carrara水準のアプリケーションは容易に導入可能な状況であって欲しいし、その使用に必要なニッチの周辺機器にもキチンと対応していてくれないと困りますが、そういった事をどこまで期待していいのだろうか。

ヤカン用OSの二の舞にならぬ様, この辺はぬかりなくやってもらいたいものです。 そうしたら財布の紐も緩もうというものです。

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