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VirSyn CUBE の紹介

Author
tomo
Authorised Time
2004-08-22 22:41:00+09:00
Category
調査批評

VirSynが開発した正弦波加算方式のソフトウェア・プラグイン型シンセサイザです。

最大512基の正弦波を独立エンベロープ等で制御する正当な倍音加算方式ですが、各正弦波のピッチインターバルを変更することで倍音外の部分音も合成できます。 また、各正弦波を独立に変調することで同音域にノイズを付加することが可能となっており、(株)河合楽器製作所 Addvanced Additive Synthesizer K5000ではサンプル波形を併用することで賄っていたアタック時の過渡的な応答を加算オシレータのみ合成できるのです。 このノイズは各正弦波の変調音ですから当然、ピッチ変化に伴って周波数分布が平行移動することになりますが、同じくノイズを併用する正弦波加算シンセ Camel Audio Cameleon 5000と異なる点の1つです。

正弦波加算ならではのFM様の変調感が伴わないクリアな金属音などが特徴。 また、第1.5版からはPCM波形ファイルを取り込んで正弦波群で再構築する所謂re-synthesis機能も搭載しました。

調律の変更

Cubemicrotonalなシンセサイザであり、全鍵独立でピッチを調整可能です。 その方法は以下の通りです。

  1. AnaMark / VAZ 1.5 Plus-compatible tuning file format準拠のファイルを作成するか入手。
  2. そのファイルを適用したいパートに合わせて「part1.scl」〜「part8.scl」とファイル名を変更し、CUBEインストール・フォルダ内のサブフォルダ「Tuning」内に保存。
  3. Cubeを起動すると、上記のファイルで定義された通りにチューニングが変わっています。

肝心のAnaMark / VAZ 1.5 Plus-compatible tuning file format準拠ファイルですが、当サイトではSA-Piano.tunを配布しています。 このファイルはSA digital pf P-330の音色「Piano 1」の調律曲線を採取したもので、同音源にシンセサイザのピッチをピッタリ合わせたり、シンセサイザに手っ取り早く滑らかな調律曲線を施すのに便利です。biotronique.tunを配布しています。 このファイルはPianoteqのアコースティックピアノ音色のデフォルト設定で自動生成されている調律曲線に対し、極端なズレが生じることなく同PianoteqRhodes音色やLounge Lizardの各種音色のピッチを合わせるために筆者が独自に作成したカーブで、同音源にシンセサイザのピッチをピッタリ合わせたり、シンセサイザに手っ取り早く滑らかな調律曲線を施すのに便利です。

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