千と千尋の神隠し
- Author
- tomo
- Authorised Time
- 2002-08-18 00:00:00+09:00
- Category
- 調査批評
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内容は非常に良かった。 ただ迷子になって帰って来るだけのトトロのつまらなさと、それとは裏腹の人気ぶりにキャラが可愛ければそれでいいのか!?とかつて憤りを感じたこともあったので、現代の子供が不思議な世界に迷い込むという点で同一路線の本作にかなりは正直全く期待していなませんでした。 しかし、それはとんだ間違いで、宮崎アニメで心から面白いと感じた初めての作品となりました。
クサレガミの正体からの類推でハクの正体がクライマックスよりかなり手前で見当ついちゃったのが残念といえばいえるでしょうか。
声優専業でない俳優の演技についても、菅原 文太や夏木 マリは当然ながら沢口 靖子も非常にソツなく上手いことにビックリ。 反面, 内藤 剛志は棒読み感が強く残念。
ただ、絵柄が宮崎色ではありません。 女中達やリンがちちょんまんちで有名な小林 まことの画風にそっくり。 非常に違和感があり且つ好感が持てる。 主人公もかつてのクラリス等の少女性愛嗜好皆無で海外に出しても恥かしくない感じが良い。
それにしても、この作品はヨーロッパ人には理解できるがアメリカ人には出来ないとかいう話は本当なんでしょうか。 アメリカ人は正義が悪を倒す話しか理解できないとか言うけど、ディズニーでアニメ化された不思議の国のアリスはアマゾネス戦士と化して最終兵器で女王を倒したりはしなかったし…。 むしろ、日本人の感想の中に、理解できないとか、単純明快な活劇でなければ面白くないとか、戦いがないことに不満とかいった意見が目立つことの方に納得がいく。 アメリカでは正義も悪も無くハッピーエンドでもなく地味なアメリカンビューティが賞を総なめする現実があるけど、日本はモー娘。 とかをいい大人が崇めている体たらくなんだから。
